俺たちの誇り〜♪
福岡ソフトバンクホークス5−4千葉ロッテマリーンズ【福岡Yahoo!JD】
(延長10回サヨナラ)
○:馬原孝浩
●:小野晋吾
HR:なし
31年間の壁ってかなり厚い?
9回表が終わって4−0と4点リード、9回裏のマウンドは守護神の小林雅英。
誰しもが3勝0敗で、31年ぶり5度目のリーグ優勝と思ったはずだ。
サポ仲間とスポーツバーで盛り上がっていたわたしもそうだった。
4−0とした福浦選手の2点タイムリーで既に涙がこぼれた。
でも、それは早すぎた・・・。
31年間の壁は、チームの守護神をも壊した。
がちがちのプレッシャーにさいなまれた小林雅英投手は、おなじみのコバマサ劇場とは
違った異様な乱れ方をした。
投げたボールがまるで始球式みたいな感じで捕手の橋本将が身を挺して捕球しなければ
ならないくらい荒れた。
そうなったら、今や優勝になれているホークスが黙っているはずがなかった。
コバマサの四球を利用して、軽打でたたみかけてきた。
あっという間に4−3・・・。(途中で走塁妨害をめぐっての中断が更にコンディションを乱した?)
そして、眠れる4番をそれでも怖いので歩かせたら、5番のズレータにストレートの
四球を出し押し出しで同点にされた。
それでも、この回は同点止まりでしのいだが、ベンチは完全に負けムードになっていた。
そして延長10回裏、小野晋吾につづいて登板した藤田宗一が川崎宗則選手にサヨナラヒット打たれた。
でも、これは仕方がない。この2人は投げる心づもりが全くなかったのだから・・・。
4−0からの完全に自滅と言える敗戦だった・・・。
あの終始冷静で、ボビーマジックとも言われた指揮官が9回だけはいつものボビーじゃなかった。
それが、31年間の壁なのか?
でも、まだ1勝すればリーグ優勝に変わりはない。相手はまだ2勝しなければならない。
だから、この1敗で焦ることなく、明日も戦ってほしい。
だって、「俺たちの誇り〜♪千葉マリンズ」ですからね。