ダイエーの創始者、中内○(工へんに刀)氏死去。

 ダイエー創始者で、89年からは福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)の初代オーナーも務めた中内○(工へんに刀)氏が脳梗塞のため83歳で亡くなった。
 中内氏は、高度成長期に大阪千林に『主婦の店ダイエー1号店』を開店し、当時は定価販売が主流ながら「良い品をより安く」をテーマに徹底的な価格破壊を行ってきた。
 バブル期に大きく業績を伸ばし、老舗百貨店も抜いて年商1兆円にも達した。
 しかし、バブル崩壊後下落の一途をたどると本拠に神戸が95年に震災を受けてから更に下落に追い打ちを掛けてしまった。
 現在は、経営再生機構の指導の下経営を立て直し中である。
 中内氏に対する各界の評価はさまざまであるが、もし中内氏がいなかったら現在のコンビニ産業や百均産業は日本に定着しなかっただろうとも言われている。
 昭和〜平成初期の一時代を築いた名優がまたひとりこの世を去り、惜しい限りである。

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