破竹の3連勝で、今期同一リーグの負け越しなしが決定!

 千葉ロッテ13−3福岡ソフトバンク千葉マリンスタジアム
 ○:セラフィニ11勝4敗
 ●:田之上3勝3敗
 HR:フランコ20号2ラン(田之上5回)
    堀7号満塁(佐藤誠5回)
    今江8号3ラン(神内7回)

 2回表に先制点を許し、チームは初回から12人連続四球すら選べない状態に、日曜日の敗戦が脳裏をよぎった。
 斉藤和巳和田毅というエース級が先発のときに勝ちながら、またローテの谷間の先発のときに負けるのか・・・。
 しかし、13人目の4番サブローがヒットで口火を切ると5番フランコが豪快に2ランを打って一気に2−1と逆転をした。
 その後もさっきまでの凡退が嘘のように打線が繋がり、先発の田之上投手をノックアウトする。
 代わった2番手の佐藤誠投手からは、いきなり出鼻をくじく堀様のグランドスラムで一気に勝負を決めた。そのあとも更に打線を繋げて結局5回裏に8点を挙げた。
 しかし、シーズン当初のようなあれ球の先発セラフィニが、すぐにランナーを貯めて1点を返される。
 ところが、好調なマリーンズ打線が一旦起きると止まりません。6回裏以降も小刻みに点を挙げて、一度は首位打者争いから脱落しかかった今江選手の3ランも出て、終わってみれば13−3の大差で圧勝してしまった。
 8回には、今期で引退を表明した初芝清選手が代打で登場し、ゲッツーコースながらセカンド稲嶺誉選手のエラーを誘ってオールセーフとなり追加点のチャンスを作った。
 そして、最終回にはサードの守りにもついた。
 明日は、この初様の最後のマリンスタジアムになる。
 当然○で送り出さなくてはならない。
 直接対決4連勝必至、同一リーグ全カード勝ち越し必至である。(今日の結果で負け越しは阻止)
 その運命は、明日先発の清水直行の腕に掛かっているのである。
 「たのむで、直さん!!」
 明日の予告先発、M:清水直行/Sh:高橋秀聡