東京ドームって、唯一昭和にできたドーム球場なんですよね。

 今日、TBSテレビ系でクイズ番組『超ビミョウ〜!コレって昭和か?平成か!?』で
『東京ドームができたのは、どっち?』という問題が出ました。
 正解は、昭和で昭和63年に開場しています。
 その昭和63年と言えば、パリーグ南海ホークスと阪急ブレーブスがその歴史に幕を下ろした年であります。
 その前年の昭和62年のシーズンで引退しちゃったので、東京ドームの真新しいマウンドでジャイアン江川卓投手の勇姿を見ることはできませんでしたが、パリーグのカードとしてぎりぎり、日本ハムvs南海と日本ハムvs阪急というカードが東京ドームで実現しました。
 真新しいマウンドで晩年の山田久志投手(阪急)がお馴染みのサブマリン投法*1で投げたり、真新しいダイヤモンドを福本豊選手(阪急)が走り抜けたり、真新しいバッターボックスに門田博光選手(南海)が立ってホームランを打ったりしたんですよね。
 あれから17年が経って、南海から変わった福岡ダイエー福岡ソフトバンクになり、阪急もオリックスから更に変わって新しいオリックスバファローズになりました。
 後楽園球場からつづいて東京ドームを本拠地にしていた日本ハムも2004年から北海道日本ハムファイターズとして本拠地を札幌ドームに移しています。
 しかし、2005年からは新たに交流戦が始まります。あのスコアーボードには、17年前の南海・阪急の球団名から新たにソフトバンク楽天という球団名がジャイアンツと対戦するときに刻まれます。
 歴史は、刻一刻と流れています。
 今年は、セリーグパリーグ共にどこが優勝しても、そしてどこが日本一になっても去年のように途中で球界が荒れてストライキに突入したりすることなく、野球を心ゆくまで楽しめるそんなシーズンになってほしいですね。
 背広組のみなさんもご協力よろしくですよ。

*1:往年では、故杉浦忠氏、故皆川睦雄氏(共に南海)、そして解説者の山田久志氏(阪急)が有名。現在も使っているのは、セパ合わせても千葉ロッテマリーンズ渡辺俊介投手のみである。